非定型歯痛について

歯が痛くて歯医者に行ったけど、「どこにも異常はありません」と言われた事はありませんか?
原因が分からない歯の痛みを「非定型歯痛」といいます。
非定型歯痛の原因と症状
はっきりとした原因は現在明らかになっていません。
症状は
- 痛みが歯や歯茎、顔まで広がる
- ジワジワ、ジンジンとうずくような痛み
- 痛みは軽くなったり重くなったりを繰り返す
- 痛む歯に虫歯など明確な原因が無い
- 痛み止めを使用しても効果が無い
など様々な症状があります。
東洋医学で診た非定型歯痛

東洋医学では「不通促通(ふつうそくつう)」という言葉があります。
「気や血液、水分の流れが悪くなると痛みが出る」という意味です。
非定型歯痛も「不通促通」でお身体の循環が悪くなっている事が原因です。
ですので身体の巡りを良くしてあげれば痛みが改善します。
東洋医学では「肝・心・脾・肺・腎」5つの内臓のバランスを診ます。
この中でどれ1つでも働きが弱くなっていると五臓のバランスが崩れ、身体に不調が出てしまいます。
「肝」は体内の「気・血・水」を巡らせる働きがあるので、「肝」の働きが悪くなると「不通促通」の状態になり痛みに繋がります。
ですので「肝」の働きを良くすると体内循環が良くなり、原因不明の歯の痛みも改善するのです。
当院の施術について

体には360個以上のツボがあります。
この中から「肝」の働きを良くするツボに鍼(はり)とお灸をする事で体内の循環が良くなり、非定型歯痛が改善します。
使用するツボは
- 太衝(たいしょう)
- 肝兪(かんゆ)
- 中封(ちゅうほう)
などがあります。
また、首回りの筋緊張も関係しているケースも多い為
- 天柱(てんちゅう)
- 風池(ふうち)
などのツボも使用する事があります。
非定型歯痛の改善には東洋医学!
過去に非定型歯痛と診断され痛み止めも効かず、夜も眠れない患者さんがご来院されました。
何をやっても痛みは変わらず最後の砦として施術を任せて頂きました。
当院の鍼灸治療と私が印をつけたツボに自宅灸をすえて頂き、約1ヶ月で痛みがなくなり通院終了。
※効果には個人差があり改善スピードも患者さんにより変わります
非定型歯痛でお悩みの方は是非一度ご相談下さい。